~剣(短剣)~ ジャマダハル(カタール)
きまぐれぐれんです。
前回に引き続き、各剣の特徴を踏まえながら一目で機能や形状が理解できるように
あえてシンプルなデザインのイラストを描いていこうと思います。
今回はジャダマハルを描きました。剣の特徴は以下のとおりです。
通常の短剣の柄とは大きく異なった握りは、刀身とは垂直に、鍔とは平行になって
おり、手に持つと拳の先に刀身が来る様な造りになっています。拳で殴りつけるように
腕を真っ直ぐ突き出せば、相手を刺すことが出来ます。
Adobe Illustratorにて、20分程度で制作しました。
以下、ジャダマハルの詳しい説明です。
ジャマダハル(jamadhar, जमधर)は、武器(刀剣)の一種。主に北インドで使われていもので、ブンディ・ダガーとも呼ばれる。切るよりも刺すことに特化した特徴的な形状を持つ武器である。
ジャマダハルの特徴は、通常の短剣の柄とは大きく異なったその握りにある。この握りは、刀身とは垂直に、鍔とは平行になっており、手に持つと拳の先に刀身が来る様な造りになっている(図参照)。従って、あたかも拳で殴りつけるように腕を真っ直ぐ突き出せば、それだけで相手を刺すことが出来る。そのため力を入れやすくなっており、他の短剣に比べて鎧を貫通しやすいとされる。19世紀には他の剣と同様に廃れた。